ICPMS-2030

ICP質量分析計

食品/農薬

アプリケーションニュースJ122 『ペットフードの重金属の分析:ICPMS-2030』 会員制サイトで公開中。
アプリケーションニュースJ121 『植物の分析:ICPMS-2030』 会員制サイトで公開中。
アプリケーションニュースJ120 『粉乳中のミネラルおよび有害元素の分析:ICPMS-2030』会員制サイトで公開中。

日々体内に取り込まれている食品。この中に有害な元素が含まれていれば,健康を損ねることになり,近年,食の安全性のための分析が重要度を増しています。
例えば,粉ミルクには乳幼児の成長に必要なミネラル分がバランス良く配合されています。健康増進法に基づき,特別用途食品(乳児用調整粉乳)として,カルシウム(Ca)や鉄(Fe),銅(Cu)などの必須ミネラル分の配合が定められており,表示が義務付けられています。一方,ヒ素(As)等の有害元素は乳幼児の発育に悪影響を及ぼすため,原料から最終製品まで厳しい安全管理が重要です。粉ミルク以外にも食品にはそれぞれの基準が設けられており,ICPMS-2030は高感度の性能を活かして,有害元素を迅速に測定することができます。

表にミルク粉末の分析結果を示します。
ミネラル元素については認証値の範囲内の結果が、微量の有害元素については良好な添加回収率が得られました。

粉ミルクの分析結果

  単位 分析値(粉末中) NMIJ認証値 拡張不確かさ 添加回収率 %
Ca g/kg 8.5 8.65 0.38 -
Fe 0.102 0.104 0.007 -
K 8.3 8.41 0.33 -
Mg 0.82 0.819 0.024 -
Na 1.81 1.87 0.09 -
P 5.4 5.62 0.23 -
Mn mg/kg 0.91 0.931 0.032 -
Mo 0.23 0.223 0.012 -
Sr 5.7 5.88 0.2 -
Zn 41 41.3 1.4 -
Cd < 0.005 - - 100
Cr < 0.06 - - 101
Pb < 0.03 - - 100
As < 0.03 - - 108

Top of This Page