イチョウ葉エキス中フラボノイド類の分析(HPLC)

UHPLC/HPLC Applications

LCtalk77号Applications
 フラボノイド類はポリフェノールの一種であり,その生理作用について近年多くの研究がなされ,抗酸化作用などが認められています。
 ここでは, フォトダイオードアレイ検出器“Prominence SPD-M20A” を用いたイチョウ葉中フラボノイド類の分析例についてご紹介します。
 イチョウ葉には,20 種類ものフラボノイド類が含まれると言われていますが,代表的なフラボノイド類として,ケルセチン,ケンフェロール,イソラムネチンの3成分について分析を行いました。これらの成分の構造式を図1 に示します。
図1 構造式

図1 構造式

 これらのフラボノイド類は,260 nm と370 nm 付近に極大吸収を持ちます。表1 に分析条件を,図2 に標準溶液のクロマトグラムを示します。
 実サンプルとして,イチョウ葉エキス含有市販サプリメント(錠剤)の分析を行いました。図3 に前処理方法,図4 にクロマトグラムを示します。フォトダイオードアレイ検出器を用いることにより,各成分について標準品とのスペクトル比較も可能になります。

表1 分析条件

表1 分析条件

図2 標準溶液のクロマトグラム

図2 標準溶液のクロマトグラム

図3 試料前処理方法

図3 試料前処理方法

図4 イチョウ葉エキス含有サプリメントの クロマトグラム

図4 イチョウ葉エキス含有サプリメントの クロマトグラム



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