貴重な資源のHe使用量削減をサポートする「キャリアガスセーブモード」(GC分析)

ソフトウェア活用術Q&A (LabSolutions Q&A)

キャリアガスセーブモードで貴重な資源のHe使用量削減!

Q u e s t i o n :GC分析において,貴重な資源であるヘリウムガスの使用量を抑えるにはどうすればよいですか?
A n s w e r :分析中のスプリット比を自動的に抑えることができるキャリアガスセーブモードをお使い下さい。

GC連続分析におけるキャリアガスセーブモードの使用例,および使用量削減の効果

キャリアガスセーブモードにより,試料導入後1minでスプリット流量を175 mLから25 mLに減らしています。 オートインジェクタと併用することにより,分析終了後,翌日分析を開始するまで,スプリット流量をセーブした状態を維持することができます。
1分析当たりのヘリウム消費量を比較すると,下記条件の場合,約83%の消費量削減効果が得られます。
分析時間:30分,スプリット比:100
キャリアガスセーブ機能:1分後にスプリット比15
カラム温度:100℃,カラム:内径0.25mm 長さ30m 膜厚0.25μm

[ご注意] 全流量が20 mL/min以上(可能であれば30 mL/min以上)になるように,キャリアガスセーブ時のスプリット比を設定してください。

キャリアガスセーブモードの操作方法

試料注入の後,指定した時間にスプリット比を変更するキャリアガスセーブモードを使用して,ヘリウムガスの消費を抑制する方法をご紹介します。

1. 分析メソッドファイルの読み込み(もしくは新規作成)

2. キャリアガスセーブモードの設定

3. メソッドファイルの保存

4. 分析終了後もキャリアガスをセーブするには

GC本体のガスセーバー機能を設定しておくと,分析が終了した後もキャリアガスをセーブすることができます。キャリアガスセーブモードと合わせてご使用になると,さらにキャリアガスをセーブできます。

4-1. オートインジェクタをご使用の場合
1) GC本体の[FUNK]キーを押した画面で「6.環境設定」を選択し,「9.その他環境設定」を選択します。
2) [ガスセーバーAOC連動]を「Yes」に設定します※※
※AOCがライン選択されている場合のみ表示されます。この機能はガスセーバーが「ON」で,AOCを使用してバッチ分析を行う場合に機能します。
※※GC本体側の「ガスセーバー自動オン(分)」を併せて設定しないでください。


4-2. マニュアルインジェクションの場合
1) GC本体の[FUNK]キーを押した画面で「6.環境設定」を選択し,「9.その他環境設定」を選択します。
2) ガスセーバー自動オンで「10~120(分)」を設定します
※[ガスセーバーAOC連動]を併せて設定しないでください。

オートインジェクタの有無 ガスセーバーAOC連動(右図XX) ガスセーバー自動オン(右図YYY)
Yes 0
No 10~120

GC本体「その他環境設定」の対応表(GC-2010 Plusの例)

「その他環境設定」表示画面
(GC-2010 Plus)

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