Prominence UFLC

超高速液体クロマトグラフ

高精度と高安定性/耐久性

小容量注入でも高い再現性 UFLC

小容量注入でも高い再現性 UFLC

 HPLCは再現性の良い分析機器です。 高速化によりこの特長が損なわれてはならないと考えています。
 Prominence UFLC では,これまでのミクロストローク送液方式(送液分解能3.7nL/min,10μL/stroke)にさらにファームウェアの改良を加えて,高速グラジエントにおける移動相流量の迅速な変化に対する追従性を向上させました。 また,気密性の高い計量デバイス,高精度バルブを採用したオートサンプラにより,超高速LCにおいても優れた再現性を実現しました。 

<小容量注入・超高速分析での再現性>

 一般的な高速LCにおいて,注入容量が小量の時の再現性は,しばしば問題となりがちな項目です。 下記例は,UFLC を用いた 2μL注入,1分のグラジエント分析のデータですが,ほぼ0.2%RSD以下を満足しています。
 カラム:Shim-pack XR-ODS (50mmL.×3mmi.d.), カラム温度: 40,
 移動相:水/アセトニトリル グラジエント溶出, 流量: 1.5mL/min, 検出: 245nm
 試 料:アルキルフェノン類, 注入量: 2μL

2μL注入,1分のグラジエントという過酷な条件で,ほぼ0.2%RSD以下を満足します
ピーク成分 保持時間 ピーク面積
平均 %RSD 平均 %RSD
1.Acetophenone 0.377 0.076 49018 0.193
2.Propiophenone 0.493 0.072 47260 0.167
3.Butyrophenone 0.587 0.070 49199 0.055
4.Valerophenone 0.677 0.065 45277 0.138
5.Hexanophenone 0.763 0.082 46613 0.186
6.Heptanophenone 0.842 0.087 43975 0.205
7.Octanophenone 0.914 0.080 48978 0.200

(2μL注入,n=6)

 一般に高速LCを用いるリスクには,分析法バリデーションや品質管理試験が求める機器管理精度に見合う分析が行えるのか,そしてシステムトラブルによる分析中断が起こらないか,があります。 これらをクリアにするには,オートサンプラの高圧バルブが最も重要な要素となります。 UFLC では,自社開発の高精密バルブを採用することにより,10万回の耐久テスト(*)においても,保持時間再現性・面積再現性が良好です(下記例は 10万回耐久テスト終了時の再現性確認で0.1%RSD以下を記録しました)。

(* 6方バルブに対する弊社耐久テスト条件による)

 また UFLCのオートサンプラは,キャリーオーバーの抑制が図られ,微量試料の高感度検出を行う LCMS向けにも適しています。
 超高速LCだからこそ,基本を大切にしました。

<10万回耐久テスト終了時の アルキルフェノン4成分の再現性>

10万回耐久テスト終了時も高い再現性を持続
成分名 保持時間 ピーク面積
平均 %RSD 平均 %RSD
1.Acetophenone 0.916 0.089 312670 0.059
2.Propiophenone 1.398 0.058 315739 0.045
3.Butyrophenone 2.111 0.030 336428 0.063
4.Valerophenone 3.341 0.031 296609 0.040

(5μL注入,n=6)

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