Prominence HPLCモジュール(5/8)

高速液体クロマトグラフ

蒸発光散乱検出器

ELSD-LT ll

ELSD-LT ll

汎用性に優れた高感度検出器
蒸発光散乱検出器は,移動相を蒸発させ目的化合物の微粒子化によって生じる散乱光を測定する検出器です。この原理から移動相とともに蒸発しない化合物であればすべての化合物が検出できグラジエント分析による一斉分析も可能です。さらに化合物の構造によらず検出感度がほぼ一定するという特長も有します。
これらの特長を生かしてファインケミカル分野での不純物の分析や脂質糖などの天然物分析に最適な検出器です。


蒸発光散乱検出器 ELSD関連資料
UHPLC/HPLC,LC/MS Technical Report No.15「光吸収を持たない化合物に対する検出器の選択」
UHPLC/HPLC,LC/MS Technical Report No.6「蒸発光散乱検出器 ELSD-LT IIの原理と応用」

吸光性のない化合物のクロマトグラム

吸光性のない化合物のクロマトグラム

◆ あらゆる化合物を検出

光吸収性の乏しい化合物は吸光度検出器では検出できなかったり短波長を用いて検出した場合でもグラジエント溶出法ではベースラインドリフトにより高感度分析が困難な場合があります。また示差屈折率検出器でも原理的にグラジエント分析はできません。

ELSD-LT ll はこのような分析を可能とするまさにユニバーサル検出器です。

アシストガスフォーカシング機能

◆ 高感度化と高速分析への対応

ELSD-LT ll はユニークなネブライザとドリフトチューブにより低温でも微細なミストのみを効率よく取り込むことでノイズを低減すると同時にアシストガスによりサンプルを検出点にフォーカシングさせ高感度化を実現しています。
これらの技術により半揮発性物質を含めて高感度分析が可能となります。さらにネブライザやドリフトチューブの低容量化により超高速分析にも対応します。

◆ より使いやすい蒸発光散乱検出器に

新規LEDランプの採用やオートパワーダウン機能によるランプネブライザガスのON/OFFによりランニングコストの低減を可能にします。

またドリフトチューブの自動洗浄機能によりメンテナンス性を向上させました。



一般にELSDで不得意とされる半揮発性物質アルキルパラベン4種(各100 ng)の分析例

仕様

  ELSD-LT ll (228-45115-31)
霧化方式 サイフォンスプリット方式 標準移動相流量 0.2 ~ 2.5 mL/min
光 源 LED アナログ出力 0  ~  1V
検 出 光電子増倍管 使用温度範囲 5  ~  40 ℃
設定温度範囲 室温  ~  80 ℃ 使用湿度範囲 80%以下(室温5 ~ 31 ℃)、50%以下(室温31 ~ 40 ℃)
ネブライザガス 窒素(N2)または空気※ 寸法 , 質量 W 250×D 550×H 450 mm , 20 kg
ガス流量・圧力 最大3.0 L/min , 最大450 kPa 所要電源 AC 100 V , 210 VA , 50/60 Hz

※ ガス配管窒素ジェネレータエアコンプレッサなどのガス供給源が必要です。

〈ご注意〉

  • ガス中の微小な異物を取り除くためオプションのフィルター付きレギュレータをご使用ください。
  • 窒素ジェネレータエアコンプレッサをお使いになる場合は水分・オイル・ほこりなどが窒素・空気に含まれないよう十分にご注意ください。
  • 排気設備が整った部屋でご使用ください。

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