Nexera Prep

 高純度かつ高濃度で目的成分を分取

目的成分をトラップ濃縮する技術を搭載
 
超高速分取トラップ精製システム UFPLC 

分取から精製(フリーベース化),粉末化までの作業工程を大幅に短縮

従来の分取手法では,サンプルに移動相溶媒が含まれたり,移動相溶媒による希釈が避けられず分画したサンプルを濃縮,脱塩するなどの作業が必要でした。この作業のためにワークフローの複雑化が起こり,サンプルのロスや作業時間コストの肥大化が起こっていました。
島津製作所が提供する超高速分取トラップ精製システムUFPLCは,分取から濃縮,精製,回収までの分取工程をオンライン化することにより,分取精製工程の大幅な省力化と作業ミスを無くすことができます。
分画された目的成分をトラップ濃縮する独自の濃縮精製技術を用い,合成品中に含まれる微量成分を高濃度かつ高純度に回収できます。また、目的成分の回収には高揮発性の有機溶媒を使用するため,蒸発乾固に必要な時間を大幅に短縮できます。さらにイオン性の目的成分を回収する際,通液する溶液を最適化することによりカウンターイオンを洗い流すことで,目的成分を高純度なフリーベース(遊離塩基型)として回収できます。
これらの操作は専用ソフトウェア Purification Solution™により分取条件の設定から目的化合物の液体回収までの全工程をシンプルな画面で簡単に設定できます。

分取精製工程を自動化

目的化合物を最終的に粉末化したい場合,酸や塩,もしくは難揮発性溶媒によって粉末化が阻害されることが多々あります。 超高速分取トラップ精製システム UFPLC は,これら粉末化阻害要因をトラップカラム上で洗い流すことで除去し,誰でも簡単に高純度の目的成分の粉末を得ることができます。

微量成分も高濃度で回収

通常,微量の目的成分を分取する場合,試料を複数回注入して都度分取することになるため,最終的に得られる分画液量は注入の回数に比例して多くなってしまいます。 超高速分取トラップ精製システム UFPLCでは,複数回注入しても目的成分の画分を同一のトラップカラムに導入して濃縮することができます。最終的に得られる分画液量はトラップカラムからの溶出に要する液量だけであり,高純度で高濃度の目的成分の回収が可能です。

 
 
 

分取精製に関する設定を容易にするPurification Solution

専用ソフトウェアPurification Solutionは、分画したい目的ピークをひと目で確認できるピーク追跡機能を搭載しています。

アプリケーション

移動相溶媒中の塩除去

イブプロフェン中のクロロ酢酸アンモニウム塩除去

目的成分であるイブプロフェンをトラップカラムに保持させた上で洗浄することで,移動相溶媒中に含まれるクロロ酢酸アンモニウム塩を除去しました。これにより,粉末化の際に移動相溶媒に含まれる塩の残留を防ぎ,単一成分として回収できます。

微量成分の濃縮精製作業の効率化

シクロスポリンAの高速粉末化

トラップカラムに目的化合物の画分を繰り返し注入してトラップすることで濃縮し,有機溶媒で溶出させることによって,より少ない液量で回収でき、その後の粉末化を短時間で行うことができます。これにより,短時間で同量の粉末試料を精製可能です。

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