TD-30シリーズ

サーマルデソープションシステム

さまざまな分析に対応できる優れた拡張性

再捕集機能(レストア)によるリスクヘッジ

レストアはチューブからデソーブしてGC-MSに導入したサンプルのうち,スプリットされたサンプルを再度,チューブに捕集する機能です。分析条件の設定を誤った場合でも再測定できるため,貴重なサンプルでも安心して分析できます。
また,TD-30Rはデソーブ後のチューブの冷却速度が速いため,沸点が低い成分もレストアできます。

レストアの原理

加熱脱離システムではサンプルチューブを加熱し,トラップに凝縮したサンプルを急速加熱することで,よりシャープなピークを得ることができます。
さらにTD-30Rに搭載のレストア機能は,GC-MSに導入する際にスプリットした試料を無駄なく再捕集します。

レストア後の分析結果

内部標準物質の自動添加機能による精度の高い定量分析

TD-30Rは,ガス状の内部標準物質をチューブに自動添加できます。
微量成分を分析する場合でも,信頼性の高い定量結果を得ることができます。

内部標準物質(D8-Toluene,濃度 1ppm)を流量 20mL/minで0.2min添加した場合の面積値再現性はRSD%<2であり,精度の高い添加が可能です。

添加方法は,マスフローコントローラーを利用した添加量可変モードと,保温されたサンプルループを用いた添加量固定モードから選択できます。

バーコードリーダー機能による信頼性の高いサンプル管理

オプションのバーコードリーダーを搭載すると,チューブに印刷されたバーコードを自動的に読み取り,ソフトウェア上に記録できます。
さらに,前処理結果ブラウザーによりチューブの使用履歴も簡単に確認できます。

3Dスキャナーによりバーコードを読み取ります。

 

前処理結果ブラウザー

各社のTDチューブに対応

TD-30シリーズは,各社が販売しているTDチューブ(サイズ:1/4"×3.5")に対応しています。
分析用途に応じて最適なチューブを選択できます。
また,お客様がお手持ちのTDチューブも活用していただけます。

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