FFNSC3 香料ライブラリ

ガスクロマトグラフ質量分析計用ワークステーション GCMSsolution用

Flavour and Fragrance Natural and Synthetic Compounds

マススペクトルと保持指標の同時利用で,香料関連化合物の同定を効率化

香料専用のライブラリ

香料関連化合物は多種存在します。

食品の香り(フレーバー)や化粧品・洗面用品の香り(フレグランス)に使われる香料は,天然や合成の香気化合物の複雑な混合物です。 FFNSC3香料ライブラリは,3,462種の香気化合物について,GCMS分析から得られる「マススペクトル」と,Wax系を含む極性の異なる3種類のカラムの保持指標を登録しています。これにより,1種類のカラムでは分離,同定が困難であった化合物の同定も行えるようになりました。

スペクトル類似度と保持指標を用いた絞込み

夾雑物や異性体を含むサンプルの場合,従来のライブラリ検索では 多くの化合物が候補としてヒットして,類似度だけでは成分を特定できないケースがありました。
これに対して GCMSsolution*で,FFNSC3香料ライブラリの保持指標情報を活用すると 「保持指標 ライブラリ検索」が可能です。 従来の類似度に加え保持指標でさらに絞込み検索を行えるため,夾雑物中からでも成分をより確実かつ容易に特定することができます。また,検索対象とするカラムを指定して保持指標よる絞り込みを行うことができます。
* GCMSsolution Ver.2.6以上が必要です。

従来のスペクトル類似度だけでは候補が数多く見つかる場合でも

ライブラリデータはGCMS-QP2010シリーズで採取

FFNSC3香料ライブラりに登録されているマススペクトルや保持指標は,島津GCMS-QP2010シリーズを用いて採取されたものです。

* FFNSC3香料ライブラリは,Mondello先生(Messina大学,Chromareleont S.r.l.)のグループが,Supelco社製のカラムSLB-5MS,Supelcowax-10,Equity-1を用いて採取したもので,Chromaleont S.r.l. がその版権を所有し,島津が販売とサポートを行います。

* FFNSC3香料ライブラリおよび保持指標の検索機能を使用するには GCMSsolution Ver.2.6以上が必要です。 (アップデートの際,無償のソフトウェアダウンロードをご利用いただける場合があります)

* 保持指標は,成分の保持特性について,n-アルカン同族体の保持を参照して表した尺度です。 未知試料の保持指標決定のためには n-アルカンの分析を行う必要があり,この n-アルカン混合標準溶液は別途必要になります。

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