エアガス精製装置 AGE-1000

コンプレッサーエアーでもキャピラリFID高感度分析を可能に

炭化水素濃度50ppb以下の 高純度エアーを精製

AGE-1000

AGE-1000

 キャピラリFIDの高感度分析にコンプレッサーエアーを使用すると,ベースラインのバックグラウンドレベルの上昇,空気中に含まれる炭化水素由来のノイズ,コンプレッサーのON-OFFに同期したベースライン変動が起きます。このため検出器そのものの感度が高いにもかかわらず,高感度分析が難しい場合があります。
 エアガス精製装置AGE-1000は,コンプレッサーエアーから炭化水素を取り除き,炭化水素濃度については,高純度ガスのグレード1相当(炭化水素濃度100ppb)以下の高感度分析用エアーを生成します。AGE-1000を使用することによって高純度ボンベエアーと同等のキャピラリFIDの高感度分析が可能になります。

エアガス精製装置を使用した場合のベースラインの比較
 エアコンプレッサー,高純度ボンベエアー,エアコンプレッサーとエアガス精製装置を使用した場合のベースラインを比較しました。

構成内容

構成例

エアコンプレッサーのみの場合,バックグラウンドレベルの上昇,コンプレッサーのON・OFFに同期した変動が見られますが,エアガス精製装置を使用すると,高純度ボンベエアーと同等になることがわかります。

構成例

評価条件
・ TEMP:OVEN 80℃,FID 250℃
・ FLOW制御モード:圧力
・ FID Flow:Air 400mL/min,H240mL/min,N230mL/min
・ FIDレンジ:× 1
・ クロマト信号出力:アナログ
・ 応答速度:50 msec
※FID検出器カラム接続部に密封栓を取り付け。
※コンプレッサーの動作開始間隔を短くしています。
 

接続例

これらを加えるだけでコンプレッサーエアでも高感度FID分析が可能になります。

エアフィルタ/レギュレータユニット
コンプレッサーの圧縮空気には,多量の水分,汚染粒子が含まれています。この圧縮空気をガスクロマトグラフなどにそのまま使用すると,分析に影響することがあります。エアフィルタ/レギュレータユニットは圧縮空気中の水,汚染粒子を除去します。

シリカゲルフィルタ
AGE-1000は,処理する圧縮空気中の水分が多いと炭化水素除去効率が低下します。AGE-1000をより良いコンディションで使用するために,処理する圧縮空気をシリカゲルフィルタで乾燥させる必要があります。

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