TG-FTIRシステム

TG-FTIRでは温度変化に伴う試料の蒸発,分解などの質量変化をTG側で定量的に測定し,それに伴って発生するガスのスペクトルをFTIR側で測定することにより,定性分析も同時に行うことができます。におい成分の定性,微量添加剤の分析,組成分析,未反応物質の分析,熱分解機構の解析等への応用が可能です。

システムの特長と仕様

  • 1台の温度コントローラでガス取り出し口,保温パイプ,ガスセルの3ヶ所を独立して温調できます。(最高250 ℃)
  • 雰囲気ガスとして,He,N2,Ar,Air等をフローすることが可能です。ガス流量最大100 ml/min
  • TG温度範囲:室温~800 ℃

原理

試料加熱によってTGから発生したガスは,保温パイプを通じてFTIR試料室に設置したガスセルへ導入され,スペクトルが測定されます。ガスセルを通過する試料は,赤外吸収の変化に応じてFTIR側でIRクロマトグラムとしてモニターされます。測定が終了した後に,時間(温度)毎のスペクトルを取り出して定性を行なうことが可能となります。

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