IRSpirit

省スペース、高い拡張性

省スペース、高い拡張性

狭い空間でも設置可能

学生実験で装置を複数台並べたり、化学合成のために様々な試料や実験道具が並んでいる中で測定する等、狭い空間に装置を設置をしたいという要望は強くなっています。間口の狭い場所では左側面を手前に向けて測定が可能です。
起動スイッチのON/OFFや湿度インジケータの確認も正面/側面の両方向から可能なデザインとなっています。
試料室一体型のATRでは、プリズムとFTIR本体高さが同じであるため、大きな試料をカットすることなく、そのまま測定することができます。

小さいボディ、大きい試料室

A3サイズ以下のボディながら、自社付属品、市販の付属品を多数搭載可能な上位機種と同じ幅の試料室を備えています。
さまざまなアプリケーションにこの1台で対応できます。

IR Pilotによるeasy naviで誰でも簡単スタート

IR Pilot

総数23個のアプリケーションをマクロ化し標準搭載。FTIRによる分析に不慣れな方でも分析目的と付属品を選択するだけで、簡単に分析ができます。パラメータの設定は必要ありません。複数検体の場合はワンクリックで使用可能です。

確認試験プログラム

日本薬局方や食品添加物公定書の「赤外スペクトル吸収法」など、各国の薬局方や公定法に記載されている確認方法に基づき、検定試料の良否を判定するプログラムです。医薬品・食品の確認試験だけでなく、受け入れ検査や出荷前検査などに活用できます。
標準品と検定試料のピーク波数の誤差、ピーク間の強度比の誤差を計算し、合否判定をしてレポートを印刷します。食品添加物、公定書掲載の57物質のスペクトルを標準搭載しています。

異物解析プログラム

異物として多く検出される物質のスペクトル(550以上)を収録した異物ライブラリと島津独自のアルゴリズム(特許第5205918号)を組み合わせて、測定された異物を高い精度で同定します。解析後、自動的に判定し、レポートが作成されます。異物が混合物の場合でも、主成分・副成分を検索し、判別した物質の確度も表示します。混合物の成分数を指定する必要がなく、赤外分析の習熟度が低い方でも簡単に分析ができます。

錠剤表面に付着した異物をかき取ってデータ取得し、異物解析プログラムで解析した事例です。解析の結果、主成分としてポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、副成分として糖類と炭酸カルシウムがヒットしました。副成分にヒットした2成分は通常錠剤成分として使用されることが多いことから、異物をかき取る際に一緒にかき取られたものと推測されます。

安心して導入できる信頼性

上位モデルから引き継がれたテクノロジー


高い安定性とスループット

5000回/秒のダイナミックアライメントや、高輝度セラミック光源の採用
 

 

汎用機レベルの高感度(IRSpirit-T)

温度調節機能付DLATGS検出器

 
 
パラフィンオイル中のシリコーンオイルのATRスペクトル(繰り返し5回測定)

パラフィンオイル中のシリコーン(1.0%)を1回反射ATR法で繰り返し5回取得したデータです。左側は温調機能付きDLATGS、右側は温調機能なしDLATGS検出器でデータ取得しました。温調機能を持たない検出器では装置内部の熱や測定環境温度の影響を受けることにより、得られるデータのベースラインに大きな揺らぎが生じています。一方温調機能付き検出器では非常に再現性のよいデータが得られていることがわかります。

耐湿設計による高い信頼性

高湿度環境を考慮した設計により、温度湿度など条件の厳しい環境下でも信頼して使用できる堅牢な光学系です。

  • アルミダイカストボディによる密閉光学系
  • 電気・紙式インジケータ装備、ステータスモニター機能
  • 耐湿コート付ビームスプリッタ
  • 耐湿コート付KBr窓(~70%RH)かKRS-5窓(~90%RH)を選択可能
    ※結露なきこと
  • 電気式除湿器を搭載可能(オプション)

便利な管理機能

初期化時に自動で装置状態を診断し、レポートを保存。装置管理に便利です。日常点検に便利な薬局方準拠プログラムも標準搭載。


自己診断機能

装置初期化時に自己診断を行い、信号系、光学系の点検を 実施。各種装置情報を取得して、一つのファイルとして自動的に出力されるので管理が簡単です。
また、過去の装置状態をさかのぼって確認できます。

 

ステータスモニター機能

装置の光源、半導体レーザー、装置内の湿度、窓板の接続 (インターロック)、付属品の情報を常にモニターし管理します。

測定‒データ処理‒印刷といったルーチンワーク、確認試験、異物の解析など、いろいろな赤外分析を自動化、省力化。
ランチャーから、デスクトップから簡単に起動できます。

ルーチンワークをワンクリックで実行「簡単マクロ」

同じ操作を何度も繰り返すようなルーチンワークには、簡単マクロ機能が最適です。プログラム言語の知識不要で、行いたい操作を順番に並べるだけでマクロプログラムにすることができます。作成したマクロプログラムは、ランチャー、デスクトップ等に登録して実行できます。
FTIRの知識がなくても、間違えることがなく、速く簡単に実行できます。


主な機能

  • 装置初期化、測定パラメータの設定、スペクトル測定
  • データ処理、検索、定量、印刷
  • 繰り返し、メッセージの表示、音を鳴らす、外部プログラムの起動

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