必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
プラスドライバー,ピンセット,FIDノズルボックスドライバー(オプション670-18800)
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装置を停止し、検出器ガスの供給を停止します。 |
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コレクタ押え金具の2箇所のネジを外します。 |
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コレクタ部を外します。
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コレクタ内部に汚れが無いか確認します。汚れがある場合には溶媒を染み込ませた綿棒等で拭き取り洗浄してください。ブラシ等を用いる場合はやわらかいものを使用してください。ワイヤブラシ等で傷をつけるとノイズの原因になります。
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白色のガイシを6oスパナでしっかり押さえ、12oのスパナで高圧部固定ナットを緩めます。
ガイシと高圧ブラシが回転するとFIDノズルの石英部が破損する恐れがありますので、ガイシが回らないよう6mmスパナで固定してください |
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高圧ブラシを引き抜きます。
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ボックスドライバーを用いてFIDノズルを緩めます。 FIDノズルボックスドライバ(オプション、部品番号670-18800) |
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ピンセットでFIDノズルを取り外してください。
石英部が破損する恐れがありますので、ノズルに衝撃を与えないようにしてください。 |
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FIDノズル(0.5φ汎用パックド用) 221-70162-95 FIDノズル(0.5φキャピラリ用) 221-70162-92 FIDノズル(0.8φ水分析(パックド)用) 221-70162-96 |
FIDノズル先端のノズルジェット部に汚れ、詰まりが無いか確認してください。 汚れが見られる場合には溶媒を染み込ませた綿棒等で拭き取り洗浄してください。つまりがある場合には新しい物と交換してください。 注記: 0.5φ汎用パックド用ノズルには、側面にPの刻印があります。 0.3φキャピラリ用ノズルを使用した場合S/N比は向上しますが、0.5φノズルに比べて詰まり易くなりますので注意が必要です。 |
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FIDノズルを取り付け、ボックスドライバーでしっかりとまるまで回して固定してください。 |
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取り外しと逆の順で、高圧部、コレクタ部を取り付けてください。
高圧部固定ナットは強く締めすぎるとガイシ部が破損しますので注意してください。 |
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装置を起動します。 |
メンテナンストップ GC-2014全体 GC-2014検出器 GC-2014試料注入口 GC-2014カラムオーブン