必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
プラスドライバー,ピンセット,FIDノズルボックスドライバー(オプション670-18800)
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装置を停止し、検出器ガスの供給を停止します。 |
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コレクタ固定ローレットネジ2本を緩めます。 |
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コレクタカバーを外します。
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FTD本体固定ネジを外します。
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FTD本体を取り外します。 |
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高圧押え板を上に引き上げ、外します。 |
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バネと一緒に高圧ブラシを引き抜きます。 |
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ボックスドライバーを用いてFIDノズルを緩めます。 FIDノズルボックスドライバ(オプション、部品番号670-18800) |
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ピンセットでFIDノズルを取り外してください。
石英部が破損する恐れがありますので、ノズルに衝撃を与えないようにしてください。 |
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FIDノズル先端のノズルジェット部に汚れ、詰まりが無いか確認してください。 汚れが見られる場合には溶媒を染み込ませた綿棒等で拭き取り洗浄してください。つまりがある場合には新しい物と交換してください。 FIDノズル 部品番号221-48258-91 |
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FIDノズルを取り付け、ボックスドライバーでしっかりとまるまで回して固定してください。 |
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取り外しと逆の順で、高圧部を取り付けてください。 |
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FTD本体を取り付け、2箇所のネジを締め付け、固定します。 |
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コレクタカバーを取り付けます。 |
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コレクタ固定ローレットネジを上下交互に数回締め付けます。 片方を締めたときにもう一方が緩む場合がありますので必ず複数回十分に固定できているか確認してください。このネジが緩むとアルカリソースの赤熱が弱くなり感度低下の原因になる場合があります。
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装置を起動します。 |
メンテナンストップ GC-2014全体 GC-2014検出器 GC-2014試料注入口 GC-2014カラムオーブン