必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
INJ用スパナ(標準付属品),ピンセット
1 |
GC本体の[SYSTEM]キーを押してPFメニュー「INJ保守」を選択してください。 自動的に試料注入口とカラムオーブンの温度が下がり、試料注入口が50℃以下、カラムオーブンが40℃以下になるとキャリアガスの供給が止まります。 |
|
2 |
GC本体ディスプレイ上に「INJ保守を行なってください」とメッセージが表示されていることを確認します。 |
|
3 |
|
INJ用スパナで、ガラスインサート固定ナットを緩め、外します。
(INJ用スパナ(標準付属品) 部品番号 221-46977) |
4 |
|
ピンセットでガラスインサートを引き抜きます。
|
5 |
新しいインサートにOリングを取り付け、シリカウールを適量詰めてください。 フッソゴムOリング 036-11203-84 (5個入り) 不活性シリカウール 221-48600 (2g入り) |
|
6 |
ガラスインサートの上端から約4mmの位置にOリングを仮止めして試料注入口へセットし、ピンセットで底に当たるまで押し下げます。 |
|
7 |
|
ガラスインサート固定ナットを取り付け、INJ用スパナで固定します。 |
8 |
( [SYSTEM]キーを押して)PFメニュー「分析」を選択してください。自動的にGCをReady状態にします。 |
|
9 |
[DIAG]キーを押した画面で「3.分析回数カウンタ」を選択し、インサートカウンタの分析回数にカーソルを合わせ、PFメニュー「リセット」を選択し分析回数をリセットしてください。 |
メンテナンストップ GC-2014全体 GC-2014検出器 GC-2014試料注入口 GC-2014カラムオーブン