必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
10×12スパナ 2本(標準付属品),ピンセット(標準付属品)
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装置を停止し、検出器ガスの供給を停止します。 |
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ドア左側のレバーを引き、カラムオーブンを開きます。 |
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SUSカラムアダプタINJ側にガラスインサートをセットします。 |
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SUSカラムアダプタINJ側をガラスインサートと共に試料注入口に取り付け、スパナで締め付けます。 |
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SUSカラムアダプタDET側を検出器に取り付け、スパナで締め付けます。
検出器側のSUSカラムアダプタはTCD用とその他の検出器用の2種類があります。 SUSカラムアダプタDET側 部品番号:221-08882-91 SUSカラムアダプタTCD側 部品番号:221-10079-93 |
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SUSカラムアダプタにSUSカラムを取り付けます。 SUSカラムとアダプタの2箇所の接続部にはガスケットを入れます。 シリコンゴムのカラムガスケット(250℃以下用)を用いる場合、一枚を挟みGM型ナットを手で締めます。 シリコンガスケット(50枚入り) 部品番号:201-35184
アルミのカラムガスケット(250℃以上用)を用いる場合、2〜3枚を挟みGM型ナットを手で締めます。 アルミガスケット(500枚入り) 部品番号:201-35183-84 |
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SUSカラムとアダプタの接続部2箇所をスパナで増し締めします。 |
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電源を投入し、起動手順の画面でスタートタイムを5分〜10分(またはそれ以上)といった長めの時間に設定し、「GC始動」のPFメニューを選択し装置を起動させます。スタートタイムの間はAFCからガスが供給されますが検出器の温度は上がりませんので、その間に漏れチェックを行ないます。 [FLOW]キーを押した画面でカラムに適当量のキャリアガスを供給し、漏れチェックを行ないます。接続部にスヌープ等の漏れ検知液や石鹸水を塗布し、泡が出ないことを確認します。 泡が出る場合には漏れがありますので再度スパナで増し締めし、漏れを止めて下さい。(グラファイトフェルールを用いた場合、温度サイクルにより漏れが生じる場合があります、一旦温度を上げた後、再度漏れチェックを実施することをお勧めします) ガス漏れ検知液スヌープ 670-11514 |
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漏れが無いことを確認したらカラムオーブンのドアを閉めます。 スタートタイムが終了後、各部の温調が開始されます。 [SYSTEM]キーを押した画面でトグルキーを押し、PFメニュー「始動手順」を選択した画面でスタートタイムを0に設定すると、即座に温調が開始されます。漏れチェックが早く終わり、カラム内がキャリアガスで十分置換されている場合には、スタートタイムの終了を待たずに、温度を上げてもかまいません。 |