検出器FPD-2010

シールドリングの調整


 

 使用工具

プラスドライバー

 作業手順

1

装置を停止します。

2

FPD上カバーのローレットネジをはずします。

3

FPD上カバーを後方にスライドさせた後、取り外します。

4


ホトマル部を横にゆっくり引き抜き、取り外してください。

ホトマルの受光部に強い光が当たらないようアルミ箔などで覆ってください。

 

 

5


2箇所のネジを外して、ヘッド部を取り外します。

6


2箇所のボディ部固定ネジを取り外して、ボディ部固定板金を取り外します。

 

7

ボディ部を上に引き抜きます。

8

シールドリング内側にシールドリング調整冶具をはめ込み、シールドリングを回して高さを調整してください。一番下の溝にシールドリングの上端を合わせると2.0mmの高さになります。(溝と溝との間隔は1mmです)

SPL注入口の場合2mm、WBI注入口の場合4mmを基準に調整してください。

 

9

シールドリング調整冶具を取り外し、ボディ部を差し込みます。

10

ボディ部固定板金を差しこみ、2箇所のネジで固定します。

11

ヘッド部を取り付け、2箇所のネジで固定します。

12

ホトマル部をゆっくりと取り付けます。

13

FPD上カバーをのせ、前方へスライドさせてダクト固定ネジ部の突起にはめ込みます。

14

ホトマル部を密着させるようにFPD上カバーを左側に引きながらローレットネジで固定します。

15

装置を起動します。

注記:
2006年4月出荷分より、Oリングの劣化等によるホトマル部の傾きを抑え、迷光を低減するためにFPD上カバーの形状が変更されています。旧形状のカバー(折り曲げの無い一枚板)が付いたFPD-2010をご使用の場合に、新形状のカバーをご希望の場合はFPDウエカバーASSY(部品番号 : 221-71795-91 )をご注文ください。

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