試料注入口SPL-2010/WBI-2010

ガラスインサートの交換


 

 使用工具

INJ用スパナ(標準付属品),ピンセット

 作業手順

1

GC本体の[SYSTEM]キーを押してPFメニュー「INJ保守」を選択してください。

自動的に試料注入口とカラムオーブンの温度が下がり、50℃以下になるとキャリアガスの供給が止まります。

2

GC本体ディスプレイ上に「INJ保守を行なってください」とメッセージが表示されていることを確認します。

3

INJ用スパナで、ガラスインサート固定ナットを外します。

(INJ用スパナ(標準付属品) 部品番号 221-46977)

4

ピンセットでガラスインサートを引き抜きます。

 

5

新しいインサートにOリングを取り付け、シリカウールを適量詰めてください。
注入口温度が400℃以上となる条件での分析には、耐熱温度の高いグラファイトOリングの使用をお勧めします。

フッソゴムOリング 036-11203-84 (5個入り)
グラファイトOリング 221-48393-91

不活性シリカウール 221-48600 (2g入り)

参照: インサート一覧とシリカウール充填位置ガイド

6

ガラスインサートの上端から約4mmの位置にOリングを仮止めして試料注入口へセットし、ピンセットで底に当たるまで押し下げます。

7

ガラスインサート固定ナットを取り付け、INJ用スパナで固定します。

8

( [SYSTEM]キーを押して)PFメニュー「分析」を選択してください。自動的にGCをReady状態にします。

9

[DIAG]キーを押した画面で「3.分析回数カウンタ」を選択し、インサートカウンタの分析回数にカーソルを合わせ、PFメニュー「リセット」を選択し分析回数をリセットしてください。

メンテナンストップ GC-2010全体 GC-2010検出器 GC-2010試料注入口 GC-2010カラムオーブン