必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
ピンセット
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GC本体の[SYSTEM]キーを押してPFメニュー「INJ保守」を選択してください。 自動的に試料注入口とカラムオーブンの温度が下がり、50℃以下になるとキャリアガスの供給が止まります。 |
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GC本体ディスプレイ上に「INJ保守を行なってください」とメッセージが表示されていることを確認します。 |
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セプタムナットを緩めて外します。 |
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ニードルガイドを外します。 |
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セプタムを外します。
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注入口セプタムの種類。
白色 201-35584 (標準タイプ 20個入り) 青色 221-48972-91 (LLロングライフ 20個入り) 茶色 221-48398-91 (HT高温用 20個入り) 緑色 221-35507-01 (Thermogreen LB-2 10個入) |
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新しいセプタムを取り付けます。 |
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ニードルガイドを取り付けます。 |
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セプタムナットを一杯まで締め付け、半周戻します。 |
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( [SYSTEM]キーを押して)PFメニュー「分析」を選択してください。自動的にGCをReady状態にします。 |
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[DIAG]キーを押した画面で「3.分析回数カウンタ」を選択し、セプタムカウンタの分析回数にカーソルを合わせ、PFメニュー「リセット」を選択し分析回数をリセットしてください。 |
ヒント: 各種セプタムによってブリーディングの種類は異なり、クロマトグラム上で異なるパターンとして現れます。高感度分析においては、目的化合物のピークを妨害する位置にブリーディングが現れないセプタムを選択し、使用する必要があります。また、ヘキサン等で数時間抽出後、120℃〜150℃程度(LL,HTセプタムは〜200℃程度)で数時間コンディショニングを行うことでブリーディングの減少に効果がある場合があります。 |
メンテナンストップ GC-2010全体 GC-2010検出器 GC-2010試料注入口 GC-2010カラムオーブン