試料注入口SPL-2010Plus

セプタムの交換


 

 使用工具

ピンセット

 作業手順

1

GC本体の[SYSTEM]キーを押してPFメニュー「INJ保守」を選択してください。

自動的に試料注入口とカラムオーブンの温度が下がり、50℃以下になるとキャリアガスの供給が止まります。

2

GC本体ディスプレイ上に「INJ保守を行なってください」とメッセージが表示されていることを確認します。

3

セプタムナットを緩めて外します。

4

ニードルガイドを外します。

5

セプタムを外します。

 

 

6

注入口セプタムの種類。

 

白色 201-35584  (標準タイプ 20個入り)

青色 221-48972-91 (LLロングライフ 20個入り)

茶色 221-48398-91 (HT高温用 20個入り)

緑色 221-35507-01 (Thermogreen LB-2 10個入)

7

新しいセプタムを取り付けます。

8

ニードルガイドを取り付けます。

9

セプタムナットを一杯まで締め付け、半周戻します。

10

( [SYSTEM]キーを押して)PFメニュー「分析」を選択してください。自動的にGCをReady状態にします。

11

[DIAG]キーを押した画面で「3.分析回数カウンタ」を選択し、セプタムカウンタの分析回数にカーソルを合わせ、PFメニュー「リセット」を選択し分析回数をリセットしてください。

ヒント:

各種セプタムによってブリーディングの種類は異なり、クロマトグラム上で異なるパターンとして現れます。高感度分析においては、目的化合物のピークを妨害する位置にブリーディングが現れないセプタムを選択し、使用する必要があります。また、ヘキサン等で数時間抽出後、120℃〜150℃程度(LL,HTセプタムは〜200℃程度)で数時間コンディショニングを行うことでブリーディングの減少に効果がある場合があります。

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