必ず各部の温度を50℃以下に下げた後、メンテナンス作業を行なってください。
取り外した部品等は清浄なトレイやシート上に置き、紛失、汚染の無いように注意してください。
適切な工具を使用し、作業を行なってください。使用する工具は、あらかじめ汚れをアセトンを含ませたガーゼ等で拭き取っておいてください。
(不要)
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装置を停止します。 |
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2 |
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コレクタ固定ローレットネジ2本を緩めます。
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3 |
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コレクタカバーを外します。 コレクタカバーの内側にアルカリソース由来のシリカが析出し、排気穴を塞いでいないかを確認します。シリカの析出が多く見られる場合にはノイズレベルの上昇や感度低下の原因になりますので、ペーパーティッシュ等で取り除いてください。
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4 |
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FTDコレクタを手で回転させて緩めます。
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5 |
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FTDコレクタを取り外します。 |
6 |
FTD-2010コレクタ: |
新しいFTDコレクタを当たるところまで回し、取り付けます。強く締め付け過ぎるとフィラメントが断線する場合があるため、取り付けはドライバー等を用いずに手でおこなってください。
FTD-2010Plusでは、特型コレクタ(221-71513-91(高マトリックス試料用))が標準装備されています。 |
7 |
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コレクタカバーを取り付けます。 |
8 |
コレクタ固定ローレットネジを上下交互に数回締め付けます。 片方を締めたときにもう一方が緩む場合がありますので必ず複数回締め付け、十分に固定できているか確認してください。このネジが緩むとアルカリソースの赤熱が弱くなり感度低下の原因になる場合があります
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9 |
装置を起動します。 |
メンテナンストップ GC-2010全体 GC-2010検出器 GC-2010試料注入口 GC-2010カラムオーブン