試料前処理器

TNP-4110U,TNPC-4110,TOC-4110,TOCN-4110,TN4110,各シリーズ対応

~全4種類をラインナップ~

 オンライン水質測定を安定に続けるためには,導入する試料水(放流水,環境水)中に含まれるゴミ類をストレーナ(ろ過網)で除去することが必要です。 しかしストレーナは使用していると詰まりが生じやすく,また周辺流路でスライムや藻類が発生することがあります。
これに対して島津の試料前処理器は, ストレーナを汚れにくくまた自動洗浄可能 としたものを揃えておりますのでメンテナンス頻度を大幅に低減できます。
今回,シンプルな「逆洗ストレーナ式 試料前処理器」と,懸濁物ホモジナイズ機能もある「単流路形 懸濁試料前処理器」もラインナップしました。 ご使用の用途に合わせて最適な試料前処理器をお選びいただけます。

逆洗ストレーナ式 試料前処理器 /II型

  • シンプルながらも効果的な試料前処理器です。
  • 採水時には,ストレーナを通して採水容器内に試料水が入り,試料水を採取します。
  • エアで,採水容器内の試料水を押し出すことで, ストレーナへの汚れの付着やスライムや藻類の発生を防ぐと共に,逆洗してその目詰まりを防ぎ ます。 さらに,エアの経路に殺菌剤を配置し,微生物の発生を抑制することができます。
  • 標準型(TNP-4110専用)は,エアポンプが内蔵されているのでエア源が不要です。 II型(その他のシリーズ用)はエアポンプ不要でキャリアガスを利用します。

単流路形 懸濁試料前処理器

  • 試料は採水時のみストレーナを通り, 採水時以外は採水部が試料に接しないため,汚れにくく なっています。 また採取直後に接液部を 洗浄水で自動洗浄 する機能付きです。 さらに殺菌剤を装着することで,より効果的にスライムや藻類の発生を抑制します。 これらによりメンテナンス頻度を大幅に低減します。
  • 懸濁試料の測定に適したデザインです。 ストレーナによるゴミの除去, ホモジナイザによる懸濁物の粉砕・均一化 の2段階前処理により,安定した測定値が得られます。
  • 電気駆動の懸濁試料前処理器でエア源は不要です。

多流路対応形 懸濁試料前処理器

  • 試料採水用チューブの先端は, 採水時のみ試料を受ける位置 へ移動します。 採水用チューブは,採水後は元の位置へ戻って,洗浄水で洗われます。
  • ストレーナ付きホモジナイザを装備しており,採水直後はストレーナも逆流洗浄 します。 また電磁弁を用いないユニークな採水機構であり,懸濁試料の測定に適したデザインです。 これらによりメンテナンス頻度を大幅に低減します。
  • 多流路測定に対応 しています。 最大6流路(TNP-4110,TNPC-4110,TOCN-4110は最大3流路)まで可能です。 右図の採水部を増やすことで多流路に対応できます。 流路間でのクロスコンタミネーションが発生しにくい前処理器です。

ストレーナ式 試料前処理器

ストレーナ式 試料前処理器

(TOC-/TOCN-/TN-4110シリーズには対応していません)

  • 懸濁物質の少ない試料 向けの試料前処理器です。
  • 最も シンプル で,保守部品はストレーナのみです。 ただし,洗浄機能がありませんので週に1回程度はストレーナを洗浄する必要があります。
  • 洗浄水やエアは不要です。

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