TMSPC-8
Tm解析システム

核酸医薬品の熱安定性解析をサポート
核酸医薬品の研究において近年のDDS法の躍進により新たな核酸医薬品の開発が急増しています。核酸医薬品をはじめとした機能性核酸の機能性解析の中で,熱安定性は核酸の構造,ハイブリダイゼーション,機能を支配する重要な因子となっています。
島津製作所の分光光度計を用いた熱安定性解析(Tm解析)は核酸の熱安定性解析(Tm解析)を強力にサポートします。
特長
8連マイクロマルチセル(100㎕,35㎕)により8サンプルまでの同時測定が可能
二重鎖の核酸の温度を上昇させると,一本鎖に解離します。本システムではこの過程にともなう260nmにおける吸光度変化を測定し,Tm(50%の二重鎖の核酸が融解する温度)を決定します。
アンチセンス医薬開発,SiRNA開発からハイブリタゼーション解析までサポート
アンチセンス医薬,siRNA医薬に代表される核酸医薬は,DDS技術が発展したことで全身投与でも効果を発揮することが期待され,開発が急増しています。