iMScope™ QT
質量分析イメージング用前処理装置/ソフトウェア
質量分析イメージング(MSI)では、適切な前処理が大切です。スプレー法と蒸着法を組み合わせることで、質の高いMSI 解析結果が得られます。
ワークフロー
自動スプレー装置
iMLayer AERO (オプション)
iMLayer AERO では、噴霧ノズルと一定の距離を保ったままサンプルステージが定速で往復し、安定したマトリックス噴霧を実現します。複数回の往復により微細なマトリックス結晶を積層させることで、
高感度と高空間分解能を両立できます。
再現性の高いイメージング画像
湿度コントロール
前処理前に噴霧チャンバの雰囲気置換を行うため、湿度に左右されません。ハンドスプレーと比べ安定した環境での噴霧が可能です。
詰まりのない試薬送液
マトリックスがノズル先端で詰まると噴霧が不安定になり再現性の低下を招きます。洗浄機構により詰まりのない安定した噴霧を実現することで、MALDI分析に高い再現性を与えます。
マトリックス蒸着装置
iMLayer (オプション)
蒸着法によるマトリックス塗布が、高解像度質量分析イメージングをサポートします。
二段階蒸着法による空間分解能と感度の両立
二段階蒸着
iMLayer(蒸着法)とiMLayer AERO(スプレー法)を組み合わせることで、高空間分解能(5 ~ 10 um)と高感度を達成する二段階蒸着法を開発※。質量分析イメージングを強力にサポートします。
※特許番号:JP6153139、JP6183779
MSイメージングデータ解析ソフトウェア
IMAGEREVEAL™ MS

簡単な設定であとはIMAGEREVEAL MSが自動で解析。
あなたの研究をもっと効率的に。
マルチモーダルイメージングシステム

MALDI-MSで得られる分子イメージングデータと,LA-ICP-MSで得られる元素イメージングデータを,ひとつのソフトウェアで解析。マルチ モーダルイメージングがより身近に。