Cell3iMagerシリーズ
ラベルフリーイメージングシステム
高速ウェルプレートスキャン
ウェルプレートを高速でスキャンし,30秒で解析できます(高速モード時)。スキャンから解析までの設定は,シンプルでユーザーフレンドリーなソフトウェア上で簡単に行えます。
プレート設置から,細胞計測までの流れ
※レシピ作成時間や計測時間は,当社調べの標準時間です。 サンプルによって異なります。
広視野なラベルフリーイメージング
ラベルフリーで画像を取得できます。したがって,前処理や試薬調製といったコストや手間が低減可能で,同一ウェルを継続して計測可能となるため,サンプルの経時的な観察に適しています。
96ウェルプレート撮像結果 |
ホールウェル画像 |
Cell3iMager duosは,独自開発の専用光学系により, ウェル全域でのクリアな画像取得を実現しています。 |
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拡大像 |
ウェルの辺縁部までクリアな明視野画像が取得できます。
3.細胞形態を定量化する様々な解析機能
標準ソフトでは,定量データの CSVファイル出力に加え,細胞形態で定量化した様々な解析結果を表示することが可能です。
主な解析機能 | ■体積変化の推定 ■細胞塊のカウント ■粒状分布のグラフ化 ■異物自動除去によるイメージ計測の正確性向上 ■培養細胞での薬剤感受性試験の経過計測グラフ化 |
細胞数のカウント - ヒートマップ表示 -
ウェル内の細胞数や面積,直径などをカウントし,ヒートマップ表示することで直感的な結果検討が可能です。下図は,細胞数をヒートマップ表示することで,化合物の添加が細胞に及ぼす影響を検討している例です。

全ウェルの撮像結果 | ウェル内の細胞数をヒートマップ表示した結果 |
細胞の粒状の分布 -散布図表示-
得られたデータから,2軸の散布図を表示することが可能です。下図は,全ウェル中の細胞の直径とOD値の分布を示したものです。このプレート全体に存在する細胞の大きさとOD値に対する分布を2軸の散布図で直感的に捉えることが可能です。
経過計測グラフ化
タイムコース機能を用いることで,経時的な変化をウェル毎/細胞毎に定量的に比較することが可能です。

経時的に取得したデータ

細胞面積の経時的変化
4.マルチ蛍光観察機能
duos2では,蛍光3色と明視野の一括撮像が可能となりました。
5ch 励起光に対応した蛍光撮像・解析機能(自動交換は3chまで)

iPS細胞由来交感神経 多重免疫染色
