細胞培地分析プラットフォーム C2MAPシステム

              C2MAP-2030
細胞培地分析自動前処理装置 Cell Culture Media Analysis Platform

 

応用データ

◆培養プロセスの最適化・スケールアップ検討

未分化ヒトiPS細胞の培地交換後の培養上清をサンプリングし,C2MAPシステムを用いて,培養上清成分の経時変化をモニターしました。毎日の交換で培地をリフレッシュしているにもかかわらず,Hypoxanthineなどの一部成分が培養2日目以降枯渇していることが示唆されました。また,Asparagine,Pantothenic acid,Folic acid,Pyridoxineなどは,培養期間中ほぼ同様のシグナル強度を示しており,細胞に消費されにくい成分であることが示唆されました。
培養上清成分の多成分モニタリングを実施することで,細胞が好んで消費する成分や,培養期間中に枯渇する成分の情報が得られます。これらの情報が培地組成や培養プロセスの最適化のために有用な知見を提供します。

 

次に未分化ヒトiPS細胞と未分化逸脱モデル(未分化培養条件にサイトカイン等を添加し各胚葉系に分化誘導を施したサンプル)における培養上清成分の経時変化をC2MAPシステムを用いて比較しました。その結果,各モデル細胞に特徴的な経時変化を示す化合物を見出すことができました。このような化合物は培養工程管理を行っていく上で,マーカー候補となり得ます。

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