有害物質 Cd,Pb,Hg,(Cr,Br)スクリーニング分析

エネルギー分散型蛍光X線分析装置 EDXシリーズは,欧州における電気・電子機器に含まれる特定有害物質使用制限指令(RoHS指令)の環境規制5元素6物質,廃自動車指令(ELV指令)に伴う環境規制4元素4物質を迅速にスクリーニング測定することが可能です。
スクリーニング分析に特化した簡便な測定システム(EDX-LE)や,高感度・高精度かつ高分解能で真空/ヘリウム置換,ターレットのオプション機能との組合せにより多種多様な一般分析まで対応可能なモデル(EDX-7000/8000)など,分析・検査用途に応じた装置を選べます。
* EDX-7000/8000は,別途分析オプションにて簡便システムを提供可能です。

EDX-LE
EDX-7000/8000

EDX装置の特長

  • 金属,樹脂,粉体,液体等,あらゆる試料形態を非破壊で直接測定できます。
  • 初心者の方でも据え付けたその日から分析できる簡単操作ソフトウェア(PCEDX-Navi)を搭載しています。
  • 測定においてはCCDカメラの画像を見ながら目的部位をセットし,測定開始ボタンをクリックするだけです。
  • 自動でRoHS指令の5元素/ELV指令の4元素を迅速に測定します。
  • 装置が試料材質を自動で判断し最適な条件で分析するため,X線の知識は不要で簡単に測定が行えます。
  • その他,一般材料分析・不良解析,メッキ膜厚分析にも応用可能です。(*EDX-LEは別途オプションにて対応可。)
  • 液体窒素は不要で装置立ち上げからすぐに分析作業に移れるため,ランニングコストも削減できます。
  • X線作業主任者は必要ありません。 労働基準監督署への届出だけで安心してご利用いただけます。
蛍光X線分析の特長・原理
試料にX線を照射して,そこから発生する2次X線(蛍光X線)のエネルギーと強度を測定します。これにより試料の構成元素(定性分析)と濃度(定量分析)が,非破壊で測定できます。また化学的前処理が不要で,多元素同時測定であるため,迅速分析が行える点も蛍光X線の大きな特長です。さらに装置が小型で省メンテナンスであり,試料形態や形状によらず,そのまま測定室において測定ができることから,受け入れ検査,生産現場でのスクリーニング分析や不良解析に最適です。
RoHS指令の5元素測定,ELV指令の4元素測定においては,蛍光X線を迅速・簡便なスクリーニング法として用いることが有効です。定量分析としてはFP法による簡易定量をはじめ,標準試料を用いた検量線法による精密定量が可能です。
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