Smart Metabolites Databaseによる尿サンプルの分析

Smart Metabolites Databaseによる尿サンプルの分析

Smart Metabolites Database」を用いて尿サンプル中の成分を同定しました。

(実験・研究の流れ)
1.専用の誘導体化前処理試薬EZ:faastキット*による尿サンプルの前処理および誘導体化を行う。
2.GC/MS分析を行う。
3.Smart Metabolites Databaseを用いて、検出成分の同定を行う。

(結果)
アミノ酸(33成分)が30分以内で分析可能となりました。(内訳:前処理時間(16分)、機器分析時間(7分)、データ解析時間(3分))
図1には尿サンプルの分析結果を示します。表1には3種類の検体の分析結果を示します。アミノ酸33成分の内、29成分が検出されました。
Smart Metabolites Databaseにはアミノ酸以外の有機酸・脂肪酸など300種を超える化合物が登録されており、同定作業などの種々の煩雑な作業を大幅に省力化することが可能です。

図1 尿サンプルのトータルイオンクロマトグラム

表1 尿のアミノ酸の定量結果 3検体の尿中のアミノ酸量(mmol/mol.Cr)

*アミノ酸分析に関しては、専用の誘導体化前処理試薬(EZ:faast)が使用可能です。

EZ:faastはphenomenex社の製品です。島津GLCで販売しております。

Smart Metabolites Database

Smart Metabolites Database

アミノ酸・脂肪酸・有機酸を対象とした代謝物バイオマーカー研究に適しています。300種を超える代謝物に対して,GCにおける保持時間,マススペクトル,化合物情報だけでなく,対象成分の分析用メソッドファイルやデータ解析条件までがデータベースに含まれており,分析の条件検討やセットアップ作業を低減し,マーカー候補となる代謝成分の検出や同定を簡便・迅速化します。
 

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