溶解特性の評価(比表面積測定)

溶解特性の評価(比表面積測定)

まったく同じ成分の医薬品であっても、その溶解特性が効果や副作用に影響する可能性があり、溶出時間と溶出率の関係を評価する溶出試験は重要な評価項目の一つです。比表面積は溶解特性すなわち溶出率を決定する重要な特性です。
一方、溶出試験を行うとサンプルは失われますが比表面積測定では測定に用いられたサンプルを他の分析に流用できるというメリットもあります。

例えば、虚血性心疾患用散剤AおよびBは,主剤の製造メーカが異なる以外は,全く同じ製法で作られたものですが、溶出率が異なります。
表に示すように溶出率が高いサンプルは比表面積が大きいという結果を示しています。

表 比表面積と溶出率の関係

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