インドシアニングリーン(ICG)の体内動態蛍光観察

インドシアニングリーン(ICG)の体内動態蛍光観察

9週齢のヌードマウス(BALB/c nu/nu)[体重 約25g]に、濃度 2μmol/L(=1.55mg/ml)のインドシアニングリーン(ICG)水溶液 50μlを尾静注しました。ICG投与後、一定時間(5分~9時間)毎にヌードマウスをガス麻酔(イソフルラン)下で Clairvivo OPT plusにセットし、露光時間 5秒間で撮像しました。

尾静注したICGが急速に肝臓(1)に集積され、投与9時間後までに小腸(2)や盲腸・直腸(3)を経て体外に排泄される様子が蛍光でin vivo観察できました。

京都大学 医学研究科 近藤科江 先生との共同研究です。

光イメージング装置 Clairvivo OPT plus

生体試料を背中側からだけでなく、腹側や横からも同時に観察できます。
一回の測定でマウスなどの生体試料を様々な方向から観察し、生体内部からの微弱蛍光を確実に捉えます。多方向観察は、多面ミラー方式の採用により、短時間同時測定を実現しています。
高輝度の励起光源を使用し、短時間測定が可能です。
励起光源には、半導体レーザ(LD)や発光ダイオード(LED)を採用しています。従来のハロゲンランプと光学バンドパスフィルタの組み合わせによる励起に比べ、高輝度の励起光照射が可能な上、蛍光画像に励起光成分が混入して発生するバックグランドを抑えた観察ができます。
長時間露光による微弱光観察も行えます。
高い検出効率を有するCCDカメラを採用しました。また、CCD素子を -70℃ に冷却することで、数分オーダの長時間積算観察も可能にしています。

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