マイクロカプセルの破壊観察

マイクロカプセルの破壊観察

最先端医療技術分野のひとつとして,ドラッグ・デリバリ・システム(DDS) と呼ばれる医工学技術の研究開発が盛んに行われています。 DDSは微小な樹脂製マイクロカプセルに封入された医薬を口腔・食道,また血管を経て患部に運び,マイクロカプセルが患部に到達した時点で超音波振動により破壊させることによってその場で患部に集中して投薬するという革新的な医療システムです。 この技術開発では,マイクロカプセルの材料,その大きさ,並びに与える超音波振動の強度や周波数の違いなどによって,どのように効果的な患部への直接投薬ができるかを見極めることが重要な開発テーマとなっています。

マイクロカプセルが局所破壊する瞬間を撮影しました。
撮影速度は25 万コマ/ 秒であり,振動初期から4 μsec 毎の画像を抜粋したものです。この図では球形のマイクロカプセルが次第に変形し,最終的には完全に破壊に至る時系列の全体像,並びにマイクロカプセルがどのような形態の分裂・分散プロセスを経るのかというマクロ挙動がわかります。

マイクロカプセルが破壊する様子(撮影速度25 万コマ/ 秒)

HPV-2

高速度ビデオカメラ

高速度ビデオカメラHyperVision HPV-2は撮影速度100万コマ/秒という世界最高クラスの超高速撮影を実現した高速度ビデオカメラです。
材料破壊、流体力学、燃焼、スポーツサイエンス等、高速撮影を必要とする幅広い分野において、従来捉えられなかった超高速現象を撮影することができます。

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