トリプトファン代謝物の一斉分析

トリプトファン代謝物の一斉分析

HPLCを用いた生体試料中の代謝物一斉分析は,一般に数十分程度の時間を要しますが,近年普及しつつある微粒子充てん剤を用いた高速高分離HPLCによれば,1/5以上の分析時間短縮が可能と考えられます。
ここでは,超高速LCシステム“Prominence UFLC”を用いたトリプトファンの代謝物一斉分析例をご紹介します。

トリプトファンはキヌレニンおよびセロトニンの2種類の主要な代謝経路があることが知られています。 ここでは,トリプトファンおよびキヌレニン,セロトニンに代表される主要代謝物を含めた16成分の一斉分析を高速高分離用カラム“Shim-pack XR-ODS”を用いて検討しました。
本分析条件により約6分でこれら成分の一斉分析を行うことができました。なお,この分析におけるカラム圧力は約25MPaでした。
検出は,フォトダイオードアレイ検出器および蛍光検出器を直列に接続して用いました。 インドール骨格を有する化合物はその自然蛍光により,より高感度に選択的な検出が可能です。

トリプトファン代謝物16成分のクロマトグラム (上段: UV検出, 下段: 蛍光検出)

超高速液体クロマトグラフ Prominence UFLC

超高速LC分析が可能です。汎用LCの分析時間を1/10に短縮し,トータルの分析サイクルを短縮しました。さらに高分離分析が可能で,汎用LCに対して3倍の分離能力を達成しました。
高速高分離用カラムShim-pack XR-ODSがProminence UFLCの性能を最大に引き出します。

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