組織のMSイメージング

質量顕微鏡では、従来装置ではできなかった高い解像度のMSイメージングができるため、組織の微細構造レベルでのイメージングが可能です。
この分析例では、白質、灰白質における生体分子の分布が高い空間分解能で観察できています。

浜松医科大学 分子解剖学 瀬藤光利先生との共同研究

イメージング質量顕微鏡iMScope TRIO

  • レーザーを5μm以下に集光できるため、微小な領域の質量分析や高解像度質量分析イメージを得ることができます。また、高性能試料位置決め機構により、光学顕微鏡像で観察した同じ位置を正確に質量分析することが可能です。
  • 大気圧イオン化法を採用しているため、試料を真空下におく必要がありません。Wetなサンプルや揮発性の高いサンプルの分析が可能になります。
  • 高分解能/高精度なMS機能が詳細、正確な構造推定を強力に支援します。
  • 対物レンズ40倍の高性能生物顕微鏡を搭載し、高い解像度で試料観察ができます。