オリゴ核酸のTm測定

オリゴ核酸のTm測定

二重鎖の核酸の温度を上昇させると,一本鎖に解離します。Tm解析システムTMSPC-8ではこの過程にともなう260nmにおける吸光度変化を測定し,Tm (50%の二重鎖の核酸が融解する温度) を決定します。
Tm解析システムは8連電子冷熱セルホルダ,Tm解析ソフトウェア,専用コントローラから構成され,紫外可視分光光度計との組み合わせによりハイスループット,パラレルTm解析を実現します。

GCGAAAAGCG / CGCTTTTCGC 両鎖を等モル混合し,測定した結果を下記に示します。
(100mM Sodium Phosphate,1M NaCl, 0.5mM EDTA, pH7.0,Wavelength:260nm, 320nm (2-wavelengthcorrection), Temperature Range: 0 to 95℃)

Fig.4のプロットによりΔH =-74.6kcal/mol,ΔS =-202.9cal/(mol×K) が得られました。

Tm解析システム TMSPC-8

核酸の微量,パラレル,ハイスループットTm解析が行なえます。パラレル測定による核酸の熱安定性解析の効率化が行なえます。
核酸の熱安定性解析、相互作用解析には熱力学的パラメータ(ΔG,ΔH,ΔS)を求める必要があり,多数の濃度での測定が不可欠です。パラレル測定が可能なTm解析システムは,核酸の熱安定性解析,相互作用解析に最適なシステムです。

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