LC/MSによる核酸関連化合物の分析

LC/MSによる核酸関連化合物の分析

塩基およびヌクレオシドは、一般にイオン交換や逆相モードHPLCで分離し、紫外吸収により検出を行います。
ここでは質量情報が得られ、高感度であるLC/MSを用いた核酸関連化合物の分析例を紹介します。

図1にプリン塩基の一つAdenineと、ヌクレオシドのAdenosineの構造式と、ESIマススペクトルを示します。酸性条件下、正イオンモードで、いずれもプロトン化分子(M+H)+が基準ピークとして観察されます。
次に核酸標準品混合物のLC/MS分析結果を図2に示します。各核酸成分のM+H]+を検出イオンとして、SIM測定を行いました。15成分の良好な分離が得られています。

図1 アデニン、アデノシンの正イオンESIマススペクトル

図2 核酸塩基、ヌクレオシド標準品混合物のSIMクロマトグラム

液体クロマトグラフ質量分析計

  • LCMS-2020は、正負イオン化切替時間15msecの高速切替により、高速LC分離に追従した高速検出(MS測定)が可能です。
  • 新規開発のイオン光学系・新Qarrayにより卓越した感度、再現性、直線性が得られます。
  • 15,000u/secの高速スキャンは、分解能を維持しながら高いイオン透過性を達成しています。
  • LCMS-2020は、長期安定性と共にメンテナンス作業性を飛躍的に向上しました。
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