魚中の有機スズ化合物

魚中の有機スズ化合物

トリブチルスズ(TBT),トリフェニルスズ(TPT)等の有機スズは船舶や魚網の防汚塗料として広く用いられています。このTBT,TPTは環境中および魚介類などへの汚染が広がっており、魚介類の蓄積が問題視されています。ここでは定性精度の高いGC/MSを用いた分析例を紹介します。

標準試料によるSIMクロマトグラム

標準試料によるSIMクロマトグラム

魚(鱸)のTBTのSIMクロマトグラム

魚(鱸)のTBTのSIMクロマトグラム

ガスクロマトグラフ質量分析計

GC/MS(ガスクロマログラフ質量分析計)のイオン化法としては,EI法が広く用いられています。しかし負化学イオン化法(NCI法)を用いると,食品中に残留する有機塩素系や有機リン系の農薬を超高感度で検出できます。NCI法は、反応ガスを用いてサンプル分子から負のイオンを生成させ検出する方法で,ECDと同様に電子親和性の化合物に有効です。

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