鉛フリーはんだの融点測定/TA

鉛フリーはんだの融点測定/TA

鉛は体内に蓄積すると神経系統の異常をもたらします。特に廃棄された自動車や電化製品などに使われているスズ-鉛はんだが酸性雨により溶け出し,地下水を汚染することによって食物連鎖を含めて人間の体内に取り込まれることが問題となっています。そこで鉛を含まない鉛フリーはんだの研究開発が行われています。
融点がスズ-鉛はんだの183 ℃になるべく近いという観点から,スズと組み合わせ可能な金属としては銀,銅,亜鉛,ビスマス,インジウム等が考えられ,信頼性とプロセス温度のバランスをとった3種類のはんだが使い分けられています。
一般的にはスズ-銀-銅の合金が高温系,スズ-銀-ビスマス-銅の合金が中温系,スズ-銀-ビスマスの合金が低温系に分類されています。
熱分析装置DSC-60を用いて従来のSn-Pb はんだ,中温系のSn-3.2Ag-2.8Bi-0.7Cu はんだ、高温系のSn-3.5Ag-0.75Cu はんだの融点測定を行いました。

従来のSn-Pbはんだの融点測定

Sn-3.2Ag-2.8Bi-0.7Cuはんだの融点測定

Sn-3.5Ag-0.75Cuはんだの融点測定

示差走査熱量計

新開発高感度ディテクタにより、従来比約2倍のピーク高さを達成しました。ノイズレベルは、1μW(RMS)以下で、冷却測定がオプションなしで可能です。ディテクタが自動クリーニングできます。

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