有機フッ素化合物(PFOA, PFOS) の分析

有機フッ素化合物(PFOA, PFOS) の分析

PFOA,PFOSやその類縁物質は,親水性官能基および疎水性のアルキル側鎖を有するため,水と油どちらにも溶けやすいという性質を持っています。 そのような性質を利用して,界面活性剤,撥水剤,防水剤などで多くの工業製品に使用されてきました。しかし,炭素原子とフッ素原子の結合は非常に強く安定な化合物であることから,近年,地球全体の規模で人体,野生動物に蓄積,環境中に残留していることが様々な研究でわかってきました。生物学的な毒性はまだ完全には解明されていませんが,新しい残留性有機汚染物質として注目されています。
ここでは,代表的なPFOAとPFOSのLC/MSによる同時分析をご紹介します。

PFOAとPFOSのESIマススペクトル

PFOAとPFOSのESIマススペクトル

PFOAとPFOSの全イオンとマスクロマトグラム(各1mg/L)

PFOAとPFOSの全イオンとマスクロマトグラム(各1mg/L)


 

LCMS-2020

液体クロマトグラフ質量分析計

微量な化学物質の定性・定量分析に広く使用されている分析機器です。分析対象成分に応じてカラム(分離管)や移動相を選択して使用します。定性能力に優れているので多成分の定量分析に威力を発揮します。
 

 

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