セパレータの融解測定/DSC

セパレータの融解測定/DSC

リチウムイオン電池用セパレータは正極板と負極板の間に介在して,両極活物質の接触に伴う短絡の防止や,電解液を保持しイオンを通過させ導電性を確保する役割を担っています。
セパレータの融解,電解質の変質,分解等,加熱時の熱特性の評価に示差走査熱量計は有効です。
図1はリチウムイオン電池から取り出したセパレータ3種類(1,2,3)についての示差走査熱量計による融解測定例です。
融解温度より1,2,3ともPEと見られます。2にはPPも存在すると推測されます。
結晶化度は融解熱量(面積)より,1<2<3の順で高いと考えられます。

図1:DSCによるセパレータの融解測定例

示差走査熱量計DSC-60 Plus

示差走査熱量計DSC-60 Plus

セパレータの融解,電解質の変質,分解等,加熱時の熱特性の評価に有効です。 熱量測定範囲は約3倍(当社比)の±150 mW に拡大し,熱量変化の大きな反応性評価や電子部品で使用される接着剤等の熱硬化性樹脂の硬化反応の測定についても,十分なダイナミックレンジを確保しています。

Top of This Page