固体高分子膜の耐熱性評価/DTG

固体高分子膜の耐熱性評価/DTG

固体高分子形燃料電池は作動温度が低く,単位体積あたりの発電量が大きいという特長をもっているため,家庭用,自動車用,携帯用などさまざまな用途で使用されています。 固体高分子形燃料電池本体には燃料極(陰極)-固体高分子膜-空気極(陽極)からなるセルを最小単位として,たくさんのセルを重ねたスタックが入っています。
熱分析装置 DTG-60を用いて固体高分子膜の耐熱性を評価しました。

固体高分子膜を600℃まで加熱しました。250℃までの脱水,316℃付近からスルホン酸基の脱離,409℃付近から主鎖の分解が始まっており,分解機構は3段階で起こっていると考えられます。

燃料極で生成したプロトンは固体高分子膜を通って空気極へと移動します

図1:固体高分子膜のTG-DTA曲線

DTG-60

熱分析装置 TG/DTA同時測定装置

示差熱・熱重量(TG/DTA)同時測定に求められる基本性能の向上はもちろん,各種雰囲気ガスとの様々な応用にもフレキシブルに対応できるよう考慮しました。熱分析ワークステーション TA-60WSによるデータ収集・解析は,快適な測定を実現します。

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