PONA分析/GC

PONA分析/GC

石油製品の一次原料であるナフサや自動車燃料であるガソリンおよびガソリンの基材としての改質ガソリン(リフォメート),接触分解ガソリン(FCCガソリン)などの炭化水素の混合物をそれらの炭素数別,タイプ別に分離定量する分析をPONA分析といいます。
ここでPはParaffins,OはOlefins,NはNaphthenes,AはAromaticsの略です。
分析規格としてはFIA法(JIS K-2536)のS(飽和),O,Aのタイプ分析がありますが,分析時間が長い,個人誤差が入りやすいという欠点があります。キャピラリGCによるPONA分析は高理論段数を持つ無極性の化学結合型キャピラリカラムを使用して構成炭化水素類をできるだけ多くのピークに分離した後に各ピークを同定し,炭素数別,タイプ別に定量値をまとめる方法で,%以下のオレフィンの定量ができる,タイプ別以外に個々の成分ごとに定量できる,平均密度,平均分子量などの計算もできるなどの長所があります。
ここではFIA標準試料の分析例を示します。

FIA(標準試料)の分析

GC-2010plus

ガスクロマトグラフ

ガスクロマトグラフ(GC)とは試料中の各成分の含有量を測定する分析装置です。試料溶液は,注入部においてガスの流れに乗せられ,カラムと呼ばれる分離管に運ばれます(ヘリウムや窒素などをキャリアガスとして使用)。 カラムの中では各成分が分離されます。カラムから出てきた成分は,検出器でその量が測定されます。 未知濃度の試料を測定する際には,既知濃度の標準試料も注入して,ピークの保持時間(出現時間)や面積を,標準試料のそれと比較して濃度計算を行います。

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