陰イオン界面活性剤の分析/GPC

陰イオン界面活性剤の分析/GPC

合成高分子の諸物性評価には,GPCを用いた分子量分布測定が幅広く用いられています。
直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム(LAS)5成分(アルキル基:C10~14)の分析結果です。各成分濃度0.1 g/Lの標準液を20μL注入しています。

今回用いた検出器,蒸発光散乱検出は,揮発性化合物を除くほとんどの化合物を検出することができ,かつグラジエント溶出法が適用できるため,UV 吸収がなく示差屈折率検出器によるアイソクラティック分析しかできなかった成分に有効な分析手段を提供します。

LASのクロマトグラフ(各0.1g/L,20μL注入)


 

GPCシステム

正確な分子量測定を決定付ける要因は送液ポンプの精度と安定性です。Prominence GPCシステムは,分解能3.7nLという高精度ミクロ送液により,あらゆるGPC測定において高精度なデータを提供します。

 

蒸発光散乱検出器

移動相を蒸発させることにより目的化合物を微粒子化し,その散乱光を測定する検出器で,原理的に殆ど全ての化合物を検出することができます。検出感度は化合物によらず概ね絶対量に基づきますので未知の化合物の含有量を調べる上で有効です。また類似の目的で屈折率計も用いられますが,この蒸発光散乱検出器では移動相影響の除去が行えることからグラジエント溶離条件でも適用できます。
 

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