FRP

繊維強化プラスチック (FRP) は素材として広く使用されている材料です。近年では、航空機フレームや自動車フレーム、風力タービン翼などに使用されている他、軽量な素材は燃費の低下や環境汚染の低減につながることから、現在では輸送分野でも活躍している材料です。島津製作所は、FRP原料の開発から製品の耐久性評価まで、さまざまな課題のソリューションを提供します。

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)

炭素繊維強化プラスチック(CFRP)

炭素繊維強化プラスチック(Carbon Fiber Reinforced Plastics:CFRP) とは、強化材として炭素繊維を添加したFRPの一種です。複合材料の中でもCFRPは特に軽量で強度が高く、耐食性に優れています。ここでは、CFRPに関する分析例を紹介します。

ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)

ガラス繊維強化プラスチック(GFRP)

ガラス繊維強化プラスチック(Glass Fiber Reinforced Plastics:GFRP) は比強度が高く、加工性、成形性に優れた素材で電子基板や船舶、自動車の外装品などに広く適用されています。ここでは、GFRPに関する分析例を紹介します。

GFRP平織材の層間せん断特性を実測(DIC解析)とCAE解析

GFRP平織材の層間せん断特性を実測(DIC解析)とCAE解析

複合材料であるGFRPは異方性を有し、 負荷される応力主軸方向によって、引張、圧縮、曲げ、面内せん断、層間(面外)せん断もしくはこれらが組み合わ さる複雑な変形・破壊挙動を示します。CAE(Computer Aided Engineering)を用いて製品設計を行う際には、それぞれの破壊挙動を個別に評価可能な試験手法が求められています。複合材料のせん断変形モードに注目して、実測と解析を融合した研究例を紹介します。

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