相対比較定量法によるバイオマーカー探索

相対比較定量法によるバイオマーカー探索

13CNBS安定同位体標識を用いた相対比較定量によるバイオマーカー探索

安定同位体標識キット(NBS試薬)は血液・細胞・組織などの生体試料に対して,特定の病気に特有なタンパク質(バイオマーカー)の網羅的・定量的解析に用いることができ,バイオマーカー探索研究に高い効果を発揮します。

モデル化タンパク質をNBS試薬によって処理した例です。3H4NBAマトリックスがもつ選択性を利用することで,NBSラベル化ペプチドの精製前サンプルであってもラベル化されたペアピークが優先的に検出されています(AB>)。また,CHCAとの混合物(comatrix)として用いると,マトリックスをそれぞれ単独で用いる場合に比べ,感度(S/N)が約4倍向上します(C)。

NBS試薬選択的マトリックスによるNBS試薬標識ペプチドの選択的検出例

従来のペプチド分析に用いられたマトリックスCHCAに比し,新規に開発されたNBS試薬選択的マトリックス3H4NBAはNBS試薬で標識されたペプチド断片を選択的・優先的にイオン化/検出します。このような選択的検出法の確立は,生体試料中の微量マーカー候補タンパク質の高感度検出に極めて有効です。

NBS試薬キット

安定同位体標識キット NBS試薬

NBS試薬は血液・細胞・組織などの生体試料に対して,特定の病気に特有なタンパク質(バイオマーカー)の網羅的・定量的解析に用いることができ,バイオマーカー探索研究に高い効果を発揮します。このNBS試薬で処理したサンプルをHPLCMALDI-TOFMSを用いて解析し,定量的プロテオーム解析支援ソフトウェア TWIPと組み合わせることにより,効率良く目的タンパク質を探索・同定することが可能となります。

AXIMA Performance

レーザー脱離イオン化飛行時間型質量分析計

MALDI-TOFMS AXIMA Performanceは高エネルギーCIDを搭載したTOF-TOFタイプのMALDI-TOFMSです。
MS/MS測定の更なる高感度化で信頼性の高いプロテオーム解析を提供します。多検体の自動MS(またはMS/MS)測定とMascotデータベース検索の組合せで,マーカー候補となるタンパク質を迅速に同定します。

Top of This Page