燃料インジェクションの観察

燃料インジェクションの観察

さまざまな産業分野で高速現象の可視化が注目されています。自動車産業分野では, 環境問題や省エネルギーなどの問題からエンジン燃料のインジェクションに関する研究が盛んに行われています。
燃料インジェクションでは,噴出された燃料がどのように広がっていくのか?どのような濃度分布の状態で変化していくのか?などの状態観察が必要になります。燃料インジェクションは,当然ながら高速で燃料を噴出する必要があることから,状態観察には高速度撮影が必要になります。

燃料インジェクションのノズルから燃料が射出する様子を高速度ビデオカメラHyperVision HPV-2Aで撮影しました。撮影速度は20万コマ/秒で撮影しました。
インクの射出開始から45μsec 毎のデータを抜粋すると,燃料が広がってゆく形状や様子,その濃度分布変化の様子が克明に撮影できています。
燃料インジェクションの研究開発では,インジェクションノズルなどの形状や噴出圧力を変化させることにより,最適な条件を導き出しています。そのためには,このような燃料噴出の高速度な状態観察が必須となります。

燃料インジェクションの撮影システム

燃料が噴射する様子(撮影測定20万コマ/秒)

島津高速度ビデオカメラHyperVision HPV-2Aは,撮影速度100万コマ/秒という超高速撮影能力を有しており,撮影速度に関係なく8.1万画素の高精細な撮影が可能なため,非常に高速で噴出する燃料の広がり状態や濃度分布の変化の様子を観察するのに最適です。
 

HyperVision HPV-2A

高速度ビデオカメラ

最高100万コマ/秒の超高速撮影が可能です。従来の高速度ビデオカメラでは,撮影速度を上げるにしたがって解像度が低下する場合がありましたが,HPV-2Aでは撮影速度を高速にしても解像度はかわりません。全ての撮影速度において312×260(約8.1万)ピクセルの高解像度を実現しています。また,1台のPCで4台のカメラを操作でき,完全同期撮影が可能です。

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