燃焼-イオンクロマトによるはんだ材料中ハロゲンの分析/HPLC

燃焼-イオンクロマトによるはんだ材料中ハロゲンの分析/HPLC

電機・電子機器で用いられるはんだ材料には,電極や銅箔の活性剤としてハロゲンが古くから添加されてきましたが,最近では環境負荷低減の観点から低ハロゲン化への要求が高まり,「ハロゲンフリーはんだ材料」が用いられるようになってきました。 社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)では,はんだ本来の接合性と環境負荷低減の両方の観点から,ハロゲンフリーはんだ材料の規格化を進めており,はんだ材料製品であるフラックス固形分を規格対象として,各ハロゲン(塩素,臭素,ふっ素)の含有量により定義される見通しです。
 また,この中で各ハロゲン含有量の試験法としては,フラックス固形分を燃焼分解し,イオンクロマトグラフで測定する方法が用いられる予定です。
 ここでは,燃焼分解法として,自動化および再現性に優れる石英管燃焼法を用いた燃焼装置ではんだフラックスを燃焼させ,得られた吸収液を島津イオンクロマトグラフ“Prominence HIC-SP”で分析した例をご紹介します。

はんだフラックスの分析

※ はんだフラックス試料は,社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)様よりご提供いただきました。試料は株式会社ナックテクノサービス様において燃焼処理後,分析しました。

HIC-SP サプレッサイオンクロマトグラフ

HIC-SP サプレッサイオンクロマトグラフ

先進のオートサプレッサとの組合せにより,イオンクロマトグラフの性能がさらに引き出され,超高感度なイオン分析が可能です。
サプレッサにはカラムタイプのサプレッサカートリッジを採用。 分析中に電気化学的に自動再生します。 再生液を必要としませんので,機構が簡単,優れた保守性を示します。

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