自動車室内の臭気の評価/におい識別装置

自動車室内の臭気の評価/におい識別装置

近年,生活環境向上の要求が高まっている中,生活空間のにおいについての関心も高まっています。 自動車の車内のにおいに対しても気になる人が増えており,内装品由来の樹脂臭や,空調からの異臭の問題なども増えています。
におい識別装置を用いて、空調の稼動などによる車内の臭気変動の評価を行いました。
におい識別装置 FF-2Aのサンプルガス吸引口にチューブを接続し,その先を車内の運転席付近に設置しました。約8時間連続で車内大気の測定を行いました。その間,空調のヒーターの稼動やエアコンの稼動,内気循環と外気導入の切替,別の熱源による車内温度の上昇などの環境変化を行いました。

ヒーター稼動時に,内気循環を行った場合とエアコン稼動での外気導入を行った場合では,においの質も,かなり異なることが分かります。

車内温度と車内のにおいの強さの変化

におい識別装置

におい識別装置 FF-2Aは,ガスクロマトグラフ(GC)などの成分分析とはまた別の角度から「におい」を捉えることができ,製品開発や研究の補佐的な役割,品質検査における良否判別等に応用できます。前処理装置を内蔵していますのでアルコールや水の影響を減少させることができ,さらに濃縮もできますので高感度な測定が可能です。
 

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