恒温測定

ALP酵素活性の測定例

生体成分の測定や酵素活性の測定,反応速度の解析など試料の温度を一定に保って測定する目的で使用されます。 左図はUV-2600と6連装電子冷熱式セルポジショナCPS-100を組み合わせてALPの酵素活性を測定した例です。


6連装電子冷熱式セルポジショナ CPS-100

 

試料セル部分の温調が可能な6連セルポジショナです。
カイネティクスモードにて使用することで、一定温度状態での最大6個の試料についての酵素活性を測定するシステムを構成することができます。
■UVmini-1240シリーズ,UV-3600シリーズ,UV-3600iシリーズ
  UV-1280/1800/1850/1900/2600/2700/1900i/2600i/2700i用
*) 角形セルは含まれていませんので,別途購入ください。


電子冷熱式セルホルダ TCC-100

 

ぺルチェ素子を用いた電子冷熱式ですので,外部恒温水槽,および冷却用の水の循環も不要で,使いやすい恒温セルホルダです。
■UVmini-1240シリーズ,UV-3600シリーズ,UV-3600iシリーズ
  UV-1280/1800/1850/1900/2600/2700/1900i/2600i/2700i用
*) 角形セルは含まれていませんので,別途購入ください。


恒温セルホルダ

 

恒温水を環流し,試料を希望の一定温度に保ちつつ測定する装置です。
10mm角形セル(2個1組)をセットできます。
■UVminiシリーズ,UV-3600シリーズ,UV‐3600iシリーズ
  UV-1280/1800/1850/1900/2450/2550/2600/2700/1900i/2600i/2700i用
*) UVminiシリーズ,UV-1280でご使用の場合は,試料室ユニットが必要です。


電子冷熱式単一セルホルダ S-1700

 

試料セル温度の昇・降温プログラム制御が可能なセルホルダです。電子冷熱方式により,試料温度を0~110℃間で制御できます。スターラ付ですので,セル内温度分布は均一です。
■UVminiシリーズ,UV-1800/1850/1900/2450/2550/2600/2700/3600シリーズ/1900i/2600i/2700i/3600i シリーズ用
*)リファレンス側は温調されていません。
*)ぺルチェ素子の冷却のため,冷却水を流す必要があります。 水道水も使用できますが,水温によっては0~110℃まで制御できませんし,結露や配管が詰まる恐れもあります。市販の恒温水環流装置の使用をおすすめします。恒温水環流装置は以下の仕様を満たすものをご購入ください。
 ・冷却水温度仕様:20±2℃,水量:4.8L/分以上
*)セルは付属していません。 下記の密栓式10mm角形セル(Hellma社製)が必要です。

型名 光路長 必要最少試料量
110-QS-10 10mm 3.5mL
115B-QS-10 10mm 400μL

 


恒温水環流装置 NTT-2200P

 

恒温セルホルダに恒温水を環流させるために用います。
■温度調節範囲:35~80℃(室温30℃以上の場合は室温+5~80℃)
■温度調節精度:±0.05℃~
■循環ポンプ:最大流量27/31L/min,最大揚程9.5/13m(50/60Hz)
■外部循環ノズル:外形φ10.5mm(吐出口,戻り口共)
■水槽容量:約10L(使用時は9L)
■標準付属品:取手付フタ,配管4m(内径φ8mm,外径φ12mm,1本),配管留め4個,取扱説明書和英同梱
■大きさ:270W×560H×400D(mm)
■電源:AC100V,1250VA,電源コード1.7m付(アース付プラグ)