食品研究におけるメタボロミクス : GCMS-TQ8030

今回のCustomer

Gyeongsang National University, College of Agriculture & Life Sciences
Dr. Hyun-jin Kim, Assistant Professor

※掲載内容(所属団体,役職名等)は取材時のものです。

Gyeongsang National University様 Webサイト

インタビュー

先生のご研究内容についてお聞かせいただけますか?

私たちが関心を持っている分野はGC/MSと LC/MSを利用するメタボロミクスです。 特に,食品(天然物)と関連した研究を行っています。代謝性疾患(肥満, 糖尿 等)及び老化と食品の間の関係,これらの疾病から生じた腸内微生物と代謝物,ステロイドホルモンの相関関係,塩の種類による生体代謝体の変化,その他,食品の香り 等様々なテーマについて研究しています。

GCMS-TQ80300をお使いになった感想をお聞かせいただけますか?

まだ装置を使ってみた期間が短くて‘装置のどんなところが私たちの実験に有用か’をはっきりとは言いにくいのですが, ステロイドホルモンのように生体に微量存在する物質に対してターゲットメタボロミクス分析をするとMRMのほうが SIMより良い結果が得られると思いました。

今後島津に対してどのようなことを期待されていますか?

今回,ノンターゲットのメタボロミクスに取り組むためにProfilingSolutionとanalyzer proを導入したのですが,まだちょっと使いにくい感じがしています。 Fiehn metabolomics libraryと連動できるといいなと思いますね。また,島津独自の代謝物 DBの活用度を高めるために,色々な分析条件でもそのDBを活用できるようにしてくれると良いと思います。
これからはもっと代謝物分析について相談に乗っていただきたいですし,Analyzer Proもさらにサポートを期待します。

島津製品に対する印象はどのようなものですか?

他社の分析装置と比べて価額は高くなく,信頼できる品質だと思います。

先生の将来の夢をお聞かせいただけますか?

例えばキムチや人参など韓国を代表する食品に含まれる成分が免疫学的に役立つということを科学的に証明したい,という目標を持っています。

どうもありがとうございました。

(*)GCMS-TQ8030はさらに性能向上を図り,後継機 GCMS-TQ8040 を2014年5月に発売しました。

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