TOFMSとは、Time of Flight Mass Spectrometry(飛行時間型質量分析法
)の略称です。
図に示されるように、様々の大きさの正イオンがサンプルスライド(Sample Slide)上で発生します。サンプルスライドと接地グラウンド(Ground)の間にはV0の電位差があるので、イオンは図の方向に引き出されます。引き出し後の各イオン速度vは、エネルギー保存の法則より求められます。ここで電位差V0は、どのイオンに対しても一定ですので、m/z値が小さい(軽い)イオンほど高速でドリフト空間(Drift
Space)を飛行し、検出器(Detector)に到着します。このように、質量電荷比m/z値の違いでイオンの飛行時間が異なることを利用して質量分析を行う方法を「飛行時間型質量分析法」(TOFMS)と呼びます。
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