におい嗅ぎGC/GCMSシステム

におい嗅ぎGC/GCMSシステム
 におい嗅ぎGC/GCMSシステムは,クロマト分離後の試料のにおいを分析者自身が鼻で嗅ぎ,においを検出し,同定するためのシステムです。食品の異臭分析や,香気化合物の探索,悪臭の原因物質分析などに有効です。
 においの感じ方は個人によってばらつきがあり,また,成分量とにおいの強度も比例していませんので,原因物質を特定することが難しくなります。
 におい嗅ぎシステムは,GCで分離した各成分をFID,MSなどの検出器の手前で分岐し,FIDやMSなどの検出器と同じ成分を同時に嗅ぐことができる装置です。

 → 分析例
 → におい分析について
においの感じ方

成分量とにおいの強度は比例しません

僅かなにおいものがしません

 デッドボリュームが少なく,においの吸着が起こりにくい,特殊な不活性処理を施した分岐素子を採用しています。(当社従来比1/3)
 また,分析者の鼻粘膜を乾燥から保護するための水蒸気が,におい分子に吸着すると,嗅覚強度に影響を与えてしまいます。 水分の吸着によるにおいのロスがないよう,におい嗅ぎ部は水蒸気の結露を抑える構造になっています。
分岐素子

においの吸着が起こりにくい分岐素子を採用

検出器とスニファーのリテンションタイムのずれや流量比が簡単に計算できます

 条件設定ソフト(スニファーメソッドクリエーター)を使用して,各種カラム条件やメークアップガスの条件などを設定することで,MSなどの検出器とスニファーのリテンションタイムのずれや流量比が簡単に計算でき,試行錯誤することなく,最適な条件設定ができます。
スニファーメソッドクリエーター

楽な姿勢でにおい嗅ぎができます

 におい嗅ぎノズルが加熱導管ではなくコントローラーに固定されています。ノズルの角度を上下左右に微調整して固定できますので,最適な吸引姿勢をとることができ,疲れにくくなっています。
角度を微調整できるにおい嗅ぎノズル

自由な角度で固定できる におい嗅ぎノズル

* におい嗅ぎシステムは,試料を検出器とにおい嗅ぎ部に分岐させますので,その分MS検出器への試料量が減り,MS感度は低下します。
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