WingSALD-DX
データ変換ソフトウエア

粒度分布の測定結果は、測定原理やメーカー・機種に依存し、測定装置を更新する場合、従来の標準や規格が使えないということになってしまいます。データ変換ソフトウェアは、SALDシリーズで測定した粒度分布データを変換して、他機種、他原理で測定される粒度分布データのエミュレーション(模倣)を行います。

データ変換ソフトウェアは、オールマイティなものではありませんが、測定装置の更新をスムーズに行うためには有効なツールとしてお使いいただけます。

変換方法

1.51の変換式でエミュレーション

SALDシリーズと他機種・他原理との粒度分布データの関係を、図1に示すように積算%スケール(縦軸)上の51ポイント(0.01%, 2%, 4% …… 96%, 98%, 99,98% )のそれぞれに対する51の変換式として求めます。この51の変換式を構成するaI (i = 1,2,・・…, 51)およびbi(i = 1,2,・・…, 51)の合計102個のパラメータを1つの変換テーブルとして記憶し、データ変換(エミュレーション)に用います。
データ変換ソフトウェア WingSALD-DXデータ 図1

図1

2. 最大6サンプルの実測データに基づいて変換テーブルを作成

最大6サンプルをSALDシリーズおよび他機種・他原理の装置で測定し、その実測データに基づいて、上記の変換式を構成するパラメータを決定し、変換テーブルを作成します。
変換テーブルは20個まで記憶できるので、測定対象や粒子径範囲に応じて変換テーブルを選択して使用することができます。
 すべての測定対象および全測定範囲にわたって1つの変換テーブルで対応しようとすれば変換(エミュレーション)の精度は悪くなりますが、測定対象や粒子径範囲を限定して作成した複数の変換テーブルを条件に応じて使い分ければ、変換(エミュレーション)の精度はよくなります。  

特長

1. 変換テーブルの内容を表示

変換テーブルの内容(変換式とパラメータの数値)を表示することができるので、実際に、どのような計算が行われているかを簡単にチェックすることができます。  

2. 最大で20の変換テーブルを選択可能

データ変換の対象となる機種、原理、さらに測定条件、粒子径範囲の変化に対応するために最大で20の変換テーブルを作成・記憶し、必要に応じて選択することができます。

3. 最大で200個の粒度分布データを一括変換

最大でで200個の粒度分布データを一括データ変換(エミュレーション)し、統計処理、時系列処理および3次元表示を行うことができます。

留意点

  1. 本ソフトウェアでは、「変換テーブル」を作成する機能を提供しますが、「変換テーブル」そのものは、含まれておりません。「変換テーブル」は、本ソフトウェアが提供する機能を用いて、お客様に作成していただくことになります。
  2. データ変換の精度は、変換テーブルの作成の基準となるサンプルの選びかたに大きく依存します。適用範囲を限定して変換テーブルを作成した方が精度は向上します。

※外観および仕様は改良のため、予告なく変更することがあります。

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